
断熱リフォーム
現行の省エネ基準適合率は約10%!
日本では、住宅ストック約5,000万戸のうち、現行の省エネ基準を満たしているものは、わずか約10%。
新築住宅約95万戸の省エネ基準適合率も約62%に留まっています。一人ひとりのライフスタイルを健康・快適に、また脱炭素型に転換していくためには、住宅の断熱性能・省エネ性能を高めていくことが必要です。
出展:エコ住宅・断熱リフォームガ イドブック 環境省
住宅と健康
ヒートショックのリスク

出典:厚生労働科学研究費補助金「入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究」、H24-25年度 総合研究報告書 警察庁「令和元年中の交通事故死者数について」
熱中症のリスク

出典:東京監察医務院「令和元年夏の熱中症死亡者の状況(東京都23区)」
室温と血圧の関係
室温が低下すると血圧は上昇します。例えば室温が20℃から10℃に低下すると80歳女性で最高血圧が11.6mmHg上昇。一方、断熱性を高める省エネリフォームを行った後の計測では、起床時の最高血圧は平均で3.5mmHg低下しました。
室温18℃未満の住宅に住む人の健康リスク
総コレステロール値が基準範囲を超える人 | 2.6倍 |
心電図の異常所見のある人 | 1.9倍 |
出展:エコ住宅・断熱リフォームガ イドブック 環境省
断熱リフォームのメリット

断熱リフォームは、夏も冬も快適に過ごせるようにし、エネルギー効率を向上させる効果があります。

断熱性向上により、光熱費が節約でき、快適な住環境が実現します。断熱リフォームの大きな利点です。

断熱性を向上させ、脱衣所や風呂場の温度差を減らすと、ヒートショックのリスクを軽減します。
効果的な断熱箇所
室温は、家の窓や壁、床や屋根などさまざまな部分から、外気温の影響を受けています。

天井断熱
天井裏に断熱材を敷き詰めることで、冬は室内から熱が逃げていくのを防ぎ、夏は天井からの火照りを抑え、暖冷房効果を高めます。夏の天井裏の気温は50℃以上に達することもあります。
窓断熱
断熱リフォームを検討するなら、まずは効果の高い窓から。内窓の設置やガラス交換など室内側の結露防止、防音などにも効果があります。
床断熱
冬の冷たさは足元から感じるものです。床下にマット・ボード状などの断熱材や気流止めを施工することで、冷気の侵入や底冷えを防止します。
外壁断熱
外壁に断熱材を施工して冬は熱の流出を、夏は室内への熱の侵入を防ぎます。
これによって暖冷房効果が高まり省エネに。
浴室断熱
浴室リフォームにあわせて、窓や躯体を断熱施工することや断熱タイプのユニットバスに交換することで暖かい浴室に生まれ変わります。
さらに、浴槽に保温材のついたユニットバスにすることで、湯温も下がりにくくなります。
出展:エコ住宅・断熱リフォームガ イドブック 環境省
補 助
西条市 省エネ改修工事に伴う減額措置
適用範囲に相当する固定資産税額の3分の1
新居浜市 省エネ改修工事に伴う減額措置
適用範囲に相当する固定資産税額の3分の1